芝居バトン行きまーす!

すっかり遅くなってしまって…すみませんでした。そして、めちゃめちゃ長いっす。



1.今まで行った芝居の本数。もしくは去年行った芝居の本数。
高校演劇をやってたころから考えると、300以上は確実に見てますかねえ?
芸術系の大学に通っていたので、授業などで見たもの含め、この位でしょうか。
近年は気に入った団体を集中して観る傾向なので、去年だけなら2、3本くらいかも。

2.次に見に行く芝居。
いつもふらっと身に行くのでまだ分かりませんが、今のところは
TEAM-NACS「COMPOSER」になる予定。お盆の福岡にはるばる行ってまいります。
本当だったら見ていたかったのは宇宙レコード「レ」@京都。
旅費がなくであえなく断念したけれど、やっぱり見たかったなあ…

3.一番最近見た芝居。
大堀こういちさんのソロライブ@新宿Naked loftで見た「マイケルへの手紙」
フォークギター一本の弾き語りでしたが、これはもう朗読劇だなと思いました。
演奏後にご本人が「大作だよね!これ!」ですと。本当におもしろかった。

この曲は、マイケル・ジャクソンのCDを万引きしたことを彼に宛てて書いた
ファンレターの中で告白する男が、やがて一方的な愛情をマイケルに持つようになり
彼とのつながりを自分が書いたファンレターへの返事という形で狂信的に求めるというもの。

独善的なファンレターを訥々と読み上げる冒頭「こんにちは、マイケル…」
そして返事をくれない彼に向けて、一方的な愛情が転じた憎しみをぶつけるサビの部分。

"マイケル・ジャクソンから、返事は来なかった!
 ずっとずっと待ってたのに!  返事は来なかった!"

さらにまた次の手を考えて、ファンレターを読み上げる。
自分のお母さんに書かせたり、英語で書いてみたり……せこい。
そしてまた返事が来ないと言って嘆く。

…この懲りなさ加減、姑息なファン根性。
でもなんか憎めないちゃっかりしたところがいいですね。
マイケルから返事なんて来ないって(笑)
大堀さんの演技力、歌詞を作った細川徹さんの構成力に脱帽です。

なんだろなー、わたしが大泉さんのファンで、大泉さんはマイケルのファンだから
余計にこの曲をおもしろく感じるのかも。
”大泉さんから! 返事はこなかったぁ!"ってところでしょうかしら?自虐的だ。

4.よく行く、または特別な思い入れのある5劇団、もしくは5人の芝居人。
第三舞台
生まれて初めて当日券の列に並んだのは「天使は瞳を閉じて」の初演。
紀伊国屋ホールはまぎれもなく私の聖地ですねえ〜。

鴻上尚史
思い入れというか、憧れと言うか…神さまのように思ってたなあ。
オールナイトニッポン、いつもカセットテープに取って聞いてました。
初めは二部だったのに、あとで一部に上がったんだよね。
フライデーにも取り上げられてた「ジェンカ大会」なつかしい。
「泣かないように、負けないように、いい夢を見るんだよ」
番組の締めの言葉だったけど、これを聞かずに寝ちゃったこともしばしば。
偶然劇場でお会いした時は、鼻血出して倒れそうだった。
でもご本人がネタにしてた通り「顔から下が合ってない。マッチ棒みたい」とも思った。
ごめんなさい。

・マシュマロウェーブ
小劇場ブームまっさかりのころ、先輩に連れられて初めて見にいった劇団。
シュールでハイセンスな作風に衝撃を受けました。役者の爆弾小僧さんが手掛けた
DMのイラストも、とてもオリジナリティがありました。

・劇団BQMAP
大学の先輩たちが旗揚げした劇団。第一作目からのお付き合い。
役者で作曲も担当する佐藤太さんに、自分のバンドのアルバムのお手伝いも
して頂きました。殺陣をふんだんに使っていて、和を感じさせつつ
現代的なロマンや普遍的なテーマが同居する作風です。

・宇宙レコード 
演劇ってこんな風にやってもいいんだ!と新しい目を開かせてくれる、
ハイセンスでローファイ感のある3人組。
気軽なスタンスでやってるように見えるのは、あの3人組のバランス感覚と
確かな演技力のたまものだろうと思う。
同じ大学のよしみで、企画ライブにも出てもらったことがあります。
以前、コンドルズのメンバーでもある顕作が
「宇宙レコードはバンドだと思ってやっている」と話していたけれど
とうとう今年はエゾロックに出演だもん。すごいなあー。

ナックスは新作だけしか生で見たことがないので、劇団として語るには
まだ語れる材料が少ないかも。
何か言うには最低でも5作くらい見てからって思う。
ほかに挙げたいのは劇団健康、東京サンシャインボーイズ大人計画
遊機械全自動シアター、白石加代子さん、高畑敦子さん…
まだまだいるかな。野田さんの作品、実はあまり見たことがないんです。

5.次にまわす五人。
お芝居つながりのブロガーがいないんですよねえ…どうしようか。
バトンをmixiにつなげたいと思います。