四国R-14見た

レーベルのオーナーに頂いた「四国R-14」を深夜に見た。
せつないモードだったってのも手伝ってか、なんだか泣いてしまった。

お話としてはわりと稚拙な部分もあると思う。

だけど、大泉さん扮する大沼の表情に、何かこう、ぐっと
理屈にならない感じで泣いてしまいましたねえ。

モリは藤村D役でしたが脚本に於けるつじつまのあわない部分が
彼の素朴なキャラクターによって、ずいぶんフォローされていたように思う。

音尾くんは嬉野D役、抑えた声とか、目の使い方とか、いいですねえ…
ホラーに出て様になる役者はうまい人だけだと常々思うのですが
音尾くんは絵になりますねえ…

そして、シゲはあちこちにエキストラ出演していた。
この回では要らんなあ…と思ってしまう回もあったけど、
どうでしょう的な要素を担当する役柄はやっぱり必要だったのだろう。

安田さんは男前だ。ホラー映画にはこういう大人っぽい男前顔が
絶対必要。プロデューサー役、良かったと思う。
ヤスケンに期待されがちなのは内面の鬱屈した感じを隠した
おとなしい男、っていう役柄だけど、わたしはこの役柄みたいに
すべて知った上で、静かに穏やかに振る舞う大人、の安田さんって
いいなあと思いますねえ。