記憶の中のMOVIXさいたま舞台挨拶・その2

中途はんぱになっているレポが気になるので、一気に書きますよ。

あんときは…とにかくマイクの調子が悪かったんですねえ。ボリュームあげてるからね。
それから、全体に暗いなあ、と思ってました。テレビでよく見る舞台挨拶って、
もっとワーキャ−いってるけれど、自分の席は遠いからか、river見た後だからか
なんなのか、ちょっと落ちついた雰囲気なの。

映画館の地明かりというのは暗くて、舞台上にスポットがあたっていないから、
人間の肌なんてのは、あんまりキレイには見えないわけです。
なんで、おふたりもなんとなく元気がなさそうに見えるわけです。
疲れててかわいそう、なんて書かれてる方もいらしたみたいですが
わたしには明かりが暗いからのようにお見受けしました。
朝はやくから来ているしなあ、なんて思っていたんですがあとから理由が分かりました。

 その後に東京国際映画祭のレッドカーペットが控えてて、
予定がきゅうきゅうだったんですってね。
札幌から持ってきた大きい荷物を控え室に送りたかったのに、空港からの宅配便は
翌日着しかないってことで、いったん自力で置いてから、さいたまに急いで
向かってきたおふたりだったのです。
それで、なんとなーく、上の空な感じだったのかあ、と
納得しました。

それでもやっぱり、本州のファンというのは、生のおふたりに会えるのなんて
めったにないし、テレビ等で2004年現在の姿を目にすることはありませんから
ものすごく生のお二人に飢えているわけで、見のがすまい、聞き逃すまいっていう
気迫が、声にならない雄叫びのようになって劇場に渦巻いてるのが
私には感じられましたよ。
すごい殺気でしたよ。

わたしの席はセンターから後ろだったので、カメラ持って伺ってるやつが何人もいて、
そんなんわたしだって、OKだったら持ってきたわい!と思いつつ
苦々しくみていたわけですよ。

そしたらあとからミスターが「ひとりずつ殴って行こうと思っております」て
言ってくれて、そうだそうだ!と溜飲を下げたのです。

大泉さんがなにかおもしろい事を言おうとすると、マイクがプツ、プツッと
絶妙に入らなくなるので、しまいには
「んだこのマイクはぁ!コロッコロコロッコロ」
と、手のひらを水平にひろげて表裏、表裏、ってやって「おかしいよお!」てぼやいてました。

ミスターにマイクなしでいいじゃない、と促されて、おもむろにマイクなしで
「聞こえますかぁー?紅白んときの和田アキコみたいじゃねーか」
って言いながら、後ろのほうまで見渡すようにしてくれたときに、
ようやく大泉さんの顔の表情が自分にもちゃんと見えて
うれしかったです。
ミスターは視線をまっすぐ見てくれてたんですが、大泉さんの目線が
若干、下ぎみだったので・・
かわいらしく見えて、普通に大人の男性でしたね(当たり前?)

まだつづく!