鈴井さんのサイン会 

銀のエンゼル〜出会えない5枚目を探して」発売記念サイン会、
行って来ました!
あのう、特に水曜どうでしょうファンの男性に申し上げたいんですが、
みなさんは前枠後枠での姿とか、深夜バスでやられてるとこなんかの
イメージで思ってるかも知れないけれども、間近に拝見した鈴井さんねえ、
みなさんの想像を、もっともっとはるかに超えて!かっこいいんですってば!
奥さーん!(ばしばし肩を叩きながら)
もう誰に向けてんだか分かりません。もう、とてもまともではいられません。

ステラポラリス(仮)さんがあの場に通りかかって思われたとおり、たしかにあの日、
私たちは進路指導のために放課後残ってる生徒のようでした。いや、ここはむしろ、
バレンタインデーに憧れの先輩にチョコレートをどうしても渡したくて、
体育館の入口でうろうろしている生徒、と例えたいところです。

わたしたちは始終無口、または興奮気味に一列に、パーテーションで区切られた
一画へ向けて並んでおりました。
わたしと一緒に並んでいたguts2さんがいち早く発見したのは、
紀伊国屋の若い店員さんの胸にさんぜんと輝くミスターボールペン!
彼にとっても今日はきっと記念すべき一日に違いない!
わたくし、緊張のあまり、とてもまともではいられず、窓の外をみては
「あの鳥のように自由になりたい」などとつぶやいたり、相当あやしい女に変身・・

やがて列が進んで、パーテーションの向こう側が覗けるくらいの位置に来ました。
中は薄暗くて、鈴井さんの正面に立てるのはひとりずつ。待つ位置からは
顔が見えません。緊張すると無口になるわたし、うす暗いから落ちつくなあ…と
思っていたら、自分の番がきました。
一歩前に進むと、鈴井さんがにこやかに座っていらっしゃいました。
わー… かっこいいよすてきだよ・・・
冬の朝の、張り詰めた空気のような、りんとしたオーラが漂っていましたよ。
目の印象がとても強くて…黒目の色が濃い、深い感じなのね。
握手をしていただいた手は、繊細で、ふんわりとした感触のなかにも
強い意志が感じられるようでしたよ。
目を見ながらお話できる度胸がなく、サインを書いてらっしゃる間に、
映画の感想を伝えると
「ああ、そう・・そういう風に言ってもらえるとうれしいね」
顔をあげてにこー、と。こちらはその100倍はうれしかった!!
もう、満面の笑顔でうなずくのが精一杯です。
ここで更に勇気をふりしぼり、大胆にも自分のバンドのアルバムを進呈しました。
我々プンクチルも鈴井さんも大貫妙子さん好きなので、趣味があったらいいなあなんて気軽に思って持ってきたけれど、全く大それたことをしたもんだよ。
もらっても趣味じゃなかったら困るよね・・とガチガチに固まっていました。
でもねえ、鈴井さんはやさしかったよ。「韓国で聞くよ」って言ってくださってね。
いやーうれしかったなあー。その瞬間、足下から水になって解けるようでした。
思い出しただけでも、ドキドキがよみがえりますよ・・。

LOOSER、見て帰るのかなあ。それとも、もう現場に戻られたんだろうか。
からだに気をつけて、がんばってほしいです。