anan・SWITCH

baku892005-02-25

SWITCHの大泉さんの連載、井上達也さんが書くイラストを含め、毎月とても楽しみにしてます。
だけど今月は、読む前にイラスト見たら、ちょっとネタばれしちゃうかも。
家から出てくる4人組(全員もじゃ毛に書かれてかわいい)と、リボンをかけた猫。
ちゃんと文章を読んでからイラストを描いていらっしゃるのですねえ。
さて文章はというと、番組オンエアの日にちょうど誕生日を迎える音尾くんのために、NACSみんなで
ドッキリをしかけた時のこと。プレゼントを全員で用意しようと考えたNACS兄さんたちですが
普通のプレゼントで済むはずはなく・・これはおもしろかったのでぜひ読んでほしいですね。

そして、ananの「people」に出ている大泉さんの記事も見てきました。
私の好きなカメラマン、天日恵美子さんに撮ってもらっていますね。にこやかー。いい笑顔。
このカメラマンは、今は残念ながら休刊した雑誌「オリーブ」で小沢健二さんを
ずっと撮っていた人なのです。
彼の「ドゥワチャライク」っていうタイトルのエッセイがありましてね。
天日さんの撮った小沢くんの写真と共に、彼が普段考えていることや近況が綴られていたのです。
あのページ好きだった。夜中にご飯を食べに行く話が印象的だった。
僕と付き合う人はみんな太っていく、なんて書いてたっけね。

とても好きな思い入れのあるページだったので、それを作ってた方に今自分が好きな大泉さんが
撮ってもらっているのを見ると、あー自分も年をとったなあと思うけれど、人生が紆余曲折しながら
ちゃんと続いている感じがして、まんざらでもないのでした。
小沢くんが書いた歌詞には、大人になることがよくテーマとして上がっていた。
分別もついて年をとり・・とか。
だけど彼は、いつも未来はすてきなものとしてとらえていたなあ。
不安だらけだった若いころの自分には、歌がずいぶんと励ましになったものだった。
 
もちろん今だって、不安が全くなくなったわけではないけれど、年をとるのってそんなに
悪いもんじゃないなと思えるのは、いろいろな人や、いろいろな歌、読んだり見たりしてきた
いろいろなお芝居、物語の力を借りてこれからもやっていけるのではないだろうかと、
なんとなく信じているからです。

そして、自分が若い頃励まされたような作品のように、自分もいいものを作っていけたらいいなあ。
けれども、そこは敬愛するどうでしょう班のように、気負わずゆるゆると末長く、好きな音楽を
やっていければいいな・・と、大泉さんの記事を見ながら思ったのでした。