宇宙レコード「深いイミでThat's オーライ」見た

前回と同じくシアタートップスにて。
nao-kojiさんに譲っていただいたチケットだったのですが
こんなに前で見たの久しぶりでした。どうもありがとうございました。

開演前に折り込みのチラシを見ていたら、TEAM-NACS「COMPOSER」のチラシが折り込まれていた!
うれしい。そして何やら恥ずかしい(なんでだ)
チラシの実物をよくよく見てみたけど、なんともゴージャス、
やっぱり芸能ライクな感じがしますわね。
宇宙レコードのチラシと並べてごらんなさいよ… ふははは、全然違う。
って、そりゃあたりまえだね。

それはさておき、宇宙レコードの新作ものすごくおもしろかったです。
いやあ笑った笑った…。
ネタは時間の感じ方と個人との関係や、ファーストフードとスローライフの対立といった
生活の美についてなど。とても哲学的なネタだなあと思った。思考の海の深い底の方から、
ぼこぼことあわが浮き上がってできるような笑いであった。

彼らは万人に受けようなどとは決して思っていないと思う。
そのとき面白いなあと感じたものを「こんなのどう?」みたいな気楽な感じで見せているんだけど、
実は気楽そうに見えて、細かいところまで計算されて作られたものである。
わたしはそこがすごいと思う。もっともらしく見せるのはわりと簡単なことで、
何にも考えてなさそうな、勢いだけで笑わせているように見せながら、
緻密に計算された確実に面白いものだけを用意するのはとても難しいことだと思うから。
3人の絶妙なコンビネーションで成り立っている、奇跡のようなユニットなのです。