新曲シンキング

来月録音。曲はともかく…歌詞が浮かばない。
架空が似合う曲なのか…もう少し実体験風なものがいいのか…
うーんうーんうーん………煮えてない。
こんなんで録音までいけるのかしら。超しんぱいだ!
人の曲を聴きまくる。すると、さっきの曲って
ほんとにこのまま録音していいの〜?ってなる。いつものこと。
自分の作ったものはいつまでもダサく(駄作)感じる。
おやじギャグが飛び出すくらい煮詰ってる。ううー。

そいや、わたしは音楽を聴いてると、色とか匂いが
感じられたりするんですけど、しませんか?みなさん・・・。
音楽はそこがやっぱり飽きないところだよ。


そうだ、歌詞といえばカーネーションの「Magic」って曲。
これがなんか、どうも気になる!すごい聴いちゃう。
テリーギリアムの「ローズ・イン・タイドランド」のローズのパパみたいな歌詞。
自分の娘、それもかなり遅くに生まれた小さい娘を夢中でかわいがる男。
大きな男が小さい娘に夢をもらって生きてるように思った。
映画のローズのパパは破天荒なロックスターくずれで、ヒッピーみたい。
いまやドラッグで見る影もないんだけど、心の内側はイマジネーションがいっぱいで
みずみずしい。10歳のローズは、とにかく悪魔的にかわいい。キュート!
思わず触れたくなるような柔らかい茶色の髪と目。小悪魔そのものですなー。
あんな目で見られたら、どんな人も腰ぬけですよ。道端で
くしゃくしゃとやりたくなるって。←これも歌詞にある


ローズはすごい大人びてて、小さい子なのに大人の女性のような顔をしたりする。
んで、こっちは大人の男で、しかもパパなのに、なんかちょっと
ドキッとしてしまうんだよ。そんな感じに聞こえるなあ。
あの映画、ちょっと魔法がかかった夢みたいな映像だったな。
誰が生きてるか死んでるか、実在してるのかしてないのか
あんまり区別がつかないような。でもそれはどっちでもよくて。
美しいものだけがすごくリアルに感じられるような。
テリー・ギリアムはおじさんだけど、少女だけに見える景色が見えてるような気が。


そもそも「WILD FANTASY」ってアルバム全体は、インディアンとか
北欧の神話とか、そんなイメージですね。
「とてつもない」とか「腰が抜けるほど」とか海外文学の翻訳ものみたいな
言葉づかい。グッとつかまれます。

曲に絞ると「Standin' All Alone」が気になるかな〜。
変化が楽しい。なんかこう、すごい大きい絵本を見てる気分。
ペラッってめくると、景色が変わる感じがするんです。
その変わるところが楽しいので、結果何回も聴くことになる。

うーんあの「ペラッ」が、自分らの曲にも欲しい。
まさにマジックなんだよなー。