本秀康さん個展見た。

「DING DONG, DING DONG」@吉祥寺にじ画廊 行って来ました。
わたくし大ファン。最初に読んだのはQUICKJAPANの連載かな。
「たのしい人生」からずっと持ってます。
かわいくて、残酷で、泣きそうで泣けないときの感じがします。
会場で、友達相手に
「たびたび「獄門島」がモチーフに出て来てうれしい、わたしも好きだから。
あの作品はサントラがいいんだよー!」などと友達にしゃべってたら、
御本人がうしろにいらしてた! はずかしい・・。
御自身は絵と似ていらっしゃるね。
「裏庭に作ったロンバケのプール」の原画が見られてうれしかった。
"720円で呼ばれたザ・グッバイ"も・・。
本秀康の書く4ページ」にサインをしていただく。わーい。
これを読みましたら、高校の漫研時代の作品が入っていた。
絵は今とちがって、学習マンガのようなきちんとしたテイストなのに、
お話の芯になってる部分、学校のテストでいうと「このお話で作者は何を
いいたいのでしょう」的な部分はまったく今と変わってらっしゃらない。
ここまで保ちながら絵だけをこんなに変えたのはすごいなあ。
デビューはイラストレーターなのか、マンガなのかは失念してしまいましたが。
言いたいことを変えずに手段だけを変えるのって、
けっこうむずかしいと思うんだけども。プロですね。